一緒に教育を変えていきましょう。(と考えられる学生さんを募集しております!)
弊社代表からのメッセージです。今後の教育についての意気込みと分析を載せさせていただきます。一緒に教育を変えていきましょう。(と考えられる学生さんを募集しております!)
【社会の変化と教育】 たとえば
GLOBAL社会の到来 → 世界のボーダレス化 → 世界の人々との競争や協働社会の到来
人口減少社会 → 労働人口の減少 → 移民の流入 → 外国人との共存
AI知能の発達 → 職業の消滅 → 人が出来る事の価値創造に重要性が増す
無いモノの無い時代 → イノベーションの必要性 → 企業の人材要件の変化
政治行政の制度疲労 → 福祉サービスの劣化 → 自己責任の時代
今後はこれらの時代に生き残れる人財の育成が必要となっていきます。すなわち偏差値能力という単一的な人物資質だけではなく、地球イノベーションリーダー、日本イノベーションリーダー、企業イノベーションリーダーを社会は求めています。つまり、企業や日本や地球の諸問題に対して自ら問題提起し、策を考え、行動し、課題解決やイノベーショ ンを起こせる人を求めているのです。 今後インターネットの普及により起業と個人の働き方も多様化すると考えられます。企 業に属さずに起業との契約で仕事をしたり、企業に属していても出社せずに仕事をしたりする働き方も考えられるでしょう。また、サラリーマンという職業以外にもNPO等の職 員であったり、働き方の多様化が予想されます。いずれにしろ、企業や組織の単なる歯車では無く、自分の価値観を持ち、やりたい事を実現する為に働く時代がそこまで来ています。また一つの会社で一生を過ごしたり、一つの仕事で一生を過ごす事も少なくなります。一生のライフステージでその時その時の価値観に沿って生活環境を変えたり、学びなおす事で新たな仕事に就いたりする事が大切な時代になります。 いずれにしろ学歴や企業ブランドで組織の歯車として働く時代から、個人の価値で仕 事をする時代へと変わります。組織でしか仕事が出来ない人間は、仕事の減少と共に必要性を失われる時代となっていくのです。
【教育界の分析】 小学校では――――――――――
社会の変化、社会が求める人材要件の変化を受けて、単なる受け身の知識習得の教育からをアクティブラーニングやICTを使った授業、反転学習等様々な試みが見られています。しかし、普及率や質はまだ高いとはいえません。英語の授業も始まっていますが、読む書く聞く話すの4技能の習得には不十分であり、GLOBAL時代への対応は出来ていないと言わざるを得ません。公教育では相変わらず先生が板書した物をノートに取ってそれをテストする教育が未だ一般的なのです。 意識の高い保護者様は留学や職業体験など様々な体験を求めて自己責任で子供に教育を 受けさせています。そして経済格差により公教育しか受けられない家庭との差が開いています。テストで良い点を取れる子から、自らの意欲と考えで何かに取り組み結果を出していくトータルな人間力(人としての価値)が求められていますが、現在の小学校教育では実現は遠いと言わざるを得ません。今後数十年は教育は自己責任の可能性が高いです。経済格差により益々二極化がきわまるのです。
中学校では――――――――――
高校受験が変化していない為、教育の中身自体はほとんど変化してません。私立では英語教育や体験学習を充実させたりしている学校も出てきましたが、効果は未知数です。公立よりは先進的に改革を進めている私立は多いといえます。そうした学校は現状では魅力的です。入学の候補に入れていいでしょう。小学生教育同様、本物の英語力を身に付けられる学校はまだまだ少ないのです。また学校の先生も生徒を成長させるよりは相変わらず教科指導のみ。意欲も将来の意欲も引き出す能力も意識もバラバラです。中学生の教育も自己責任の時代。あるいは最も教育が変化していないのが中学校ゾーンと言えましょう。
高校では――――――――――
大学入試の改革により最も変化を求められているゾーンです。しかし相変わらずセンター試験対策のみの学校が殆どなことも事実です。探究の授業やバカロレアを取り入れたGLOBAL教育を盛んに取り入れている学校も見受けられますが、公立ではそうした学校はほとんどありません。今後大学受験がAO受験に移行していく中で、対策が取られるか が高校の分かれ道と言えます。テストの為の授業から、真に生徒に学ぶ目的を持たせ、探究し、それらをまとめて自分の考えをアウトプットする様な授業へ移行していくのが必須です。しかしそれはまだまだ先でしょう。一部の学校、一部の意識の高い保護者の家庭がトータル人財教育を通して国内外の進学を果たして行く一方、大多数の家庭は経済的にも中々対策が難しい現状です。追記すると公立の学校でも京都府の堀川高校の様に対策が出来る様になっている高校もあるのでできないことではないのです。
【受験の分析】 中学受験は――――――――――
都立一貫が相変わらずの人気です。都立という事で授業料が安く、また入試内容も知識一辺倒ではく、考える問題である事、私立上位校受験の様にお金をそれ程かけない受験が可能なのがその要因と言えるでしょう。しかし、定員が少なく対策も難しいため、合格率は低く、思い出受験の層も多いのも事実です。 私立は学歴社会の名残で、上位校受験は相変わらずの人気です。また、公立の荒廃などから受験勉強を無理せず中堅の私立へ、という需要も増えています。世の中の学校選考基準は相変わらず大学合格実績でありますがそれはまったくこれからの時代に合っていないのです。公立小中が中高一貫になれば受験者数も減少するでしょう。
高校受験は――――――――――
相変わらず一般入試ではあるが、保護者様や生徒さんの意識は昔ほど偏差値・高学歴重視ではないようです。入れるところでいい、あまり無理をしたくない、させたくない、そんなにお金をかけたくない、という意識が年々増えつつあります。いまだ少しでもいい高校へ!という意識の層が現状では上回っていますが、今後はお金をかけない受験思考が一番になると予想されます。こうした考えは今後益々二極化が進むと考えられます。13歳以下のお子様をお持ちの方々はこの先の高校入試がどのように変化していくかしっかり見極めていく必要があります。
大学受験は――――――――――
高校卒業の7割が短大や大学、専門学校に行く時代です。大学選びは相変わらずブランド選抜が主流となってはいます。意識が高い生徒の中では海外と日本という選択肢も増えています。受験スタイルは一般入試が最も定員枠が多いが、AOも毎年増えているのも事実です。今後はAO対策が必須となっていくでしょう。
【さいごに】
これからは自分で考えて必要な行動を取るべき時代に突入します。いやもうしています。本を読んだり、セミナーに行ったり、自ら仕事や勉強を買って出ることが当たり前の時代です。言われてやる様では自分らしい生き方はできません。本気で経済的、時間的、空間的自由を手に入れて遣りたい事をトコトンやれる人生を送るためには、人生のレールを探している場合ではないのです。自ら道を作ることに時間をかけるべきなのです。