中学受験:思考力入試シリーズ:桐蔭学園中等教育学校で「探究型(みらとび)入試」が今年からスタート!
今回は、
桐蔭学園中等教育学校で「探究型(みらとび)入試」が今年からスタート!
についてお伝えします。
桐蔭学園中等教育学校では、「探究型(みらとび)入試」という思考力入試をはじめて実施いたしました。
思考力入試とはどのような入試なのか?については、以下の記事を参照ください。
約130校の中学受験で「偏差値で合否を決めない」思考力入試を実施!?かえつ有明中学校「思考力特待入試体験会」独占潜入取材!
なぜ探究型(みらとび)入試を実施するのか?
桐蔭学園中等教育学校(以下、桐蔭)が、探究型(みらとび)入試を実施する目的は、以前のかえつ有明中学校と同じ目的になります。桐蔭では、「探究」「アクティブラーニング型授業」「キャリア教育」が学びの三つの柱とし、探究授業は、中1から高3まで6年間一貫した探究カリキュラムを実践しています。
【探究カリキュラム概要】 ◇中1・中2
・探究に必要な共通スキルを学習 :インターネットの使い方、図書館での調べ方、
分析の仕方やスライドの作り方などを学ぶ
◇中3
・グローバルチャレンジという授業がスタート :1年間、特定の国を決めて、その国の利益と世界の利益を考えた模擬活動をする模擬国連を実施
:視座の転換や多角的な物事の見方を獲得し、課題設定能力をみにつけることがねらい
◇高1 ・サイエンスチャレンジ :1学期⇒データサイエンス学び、データ収集・整理の仕方や課題の設定などの力を身に付ける :2学期⇒実際の足を運んで情報収集をする :3学期⇒探究計画書を作成する
◇高2 :各ゼミにわかれて自分のしたい探究をスタートする
:個人・グループ発表を全員が実施し、論文を作成
※以下が実際の生徒さんの探究成果になります。
https://www.miratobi.jp/jitaku
このように、桐蔭学園の探究授業は中高一貫のカリキュラムしっかりできており、その授業の軸がアクティブラーニングになります。この授業をけん引してくれる生徒が入学すれば、より探究授業が活性化されると考え、これらの背景が入試の目的になります。
探究型(みらとび)入試とはどんな入試?
では、どのような試験なのかについて説明していきます。 試験は、「探究型入試」と「算数基礎」を実施します。同日に行われる2科目入試の「算数」よりも易しめの別問題です。それぞれ配点は100点になります。 しかし、算数基礎はあくまでも参考であり、探究型入試=総合思考力問題の得点を中心に,,,