好きな国で、好きな期間、好きなことができるのに留学費がかからない!?「トビタテ!留学JAPAN」活用セミナー&体験インタビュー

好きな国で、好きな期間、好きなことができるのに留学費がかからない!?「トビタテ!留学JAPAN」活用セミナー&体験インタビュー

12月17日(土)に行われた、留学セミナーの実施Reportをお送り致します。

今回のテーマは「トビタテ!留学JAPAN」

前半は事務局の古谷さんに登壇頂き、トビタテ!留学JAPAN概要説明とアドバイスについてお話頂きました。

(仕組みの紹介のみならず、選考に対してのアドバイスを頂ける機会は大変貴重です!)

その後、実際にプログラムを利用して海外留学を果たした高校生ゲストのプレゼンを中心にセミナーを行いました。

後半では、参加した中高生が自分の留学計画書を作成し、自分が何をしたいのかについて深く考えるワークショップを実施しました。

今回のblogでは、前半パート(セミナー部分)のご紹介を致します。

トビタテ!留学JAPANとは?(以下、トビタテ!)

文部科学省を中心として行っている官民協働の海外留学支援制度です。この制度を利用して毎年約1,500名の大学生や高校生が海外へ飛び立っています。

詳しくはこちら

2013年から始まったこちらの取り組みですが、2023年からは新たなステージに入るようです。

トビタテ!第2ステージ実施の変化

今年度までは、どちらかと言うと大学生を中心に支援が行われていましたが、

2023年度からの中心は、高校生!

もちろん、大学生への支援も続けられますが、新たな“グローバルリーダー”、社会に対してインパクトを生む人材を輩出するという狙いのもと、より若い時期からの海外経験を将来の留学につなげるため、高校段階からの留学への支援を拡充した新たなプログラム(5年間で高校生4,000人、大学生等1,000人以上)がスタートします。

とは言え、誰もが簡単に参加出来るわけではないので、選考にあたって、事務局の方からアドバイスを頂きました。

事務局の古谷さんからのアドバイス

留学の目的として、語学を学びたいという視点だけでは足りないと仰っていました。

このトビタテ!では、以下の3つを持つことが求められているとのこと。

・情熱

・好奇心

・独自性

新たなトビタテ!で設けられた3つのコースはいずれも昨今の教育改革の中心である「探究」をベースに分けられており、その内容は以下の通りです。

・マイ探究コース(360名)

・社会探究コース(200名)

・スポーツ・芸術探究コース(140名)

課題を発見し、自分の取り組みに結び付け、学ぶ目的がより明確化されたコース設定になりました。

その中で筆者が印象に残ったキーワードは以下の3つです。

「社会への関わり」「自分の今後の進路」「課題のタネ」

「課題のタネ」とは!?

探究の例として挙げられていたものを見てみましょう。

例)野球少年のトビタテ!活用

単に「上手くなりたい」「海外で練習してみたい」

ではなく、

・海外と日本の練習の違いは何だろう?

・海外と日本の練習で使う道具に違いはあるのだろうか?

疑問をベースとした仮説や調査を元にした学びの目的があるか?

といったことが留学計画書で特にポイントになるようです。

「課題解決」と「志望理由」がセットで求められるこの選考は、大学受験における総合型選抜入試と似た資質・能力が求められていることが伺えます。これは筆者の印象ですが、このトビタテ!の選考にチャレンジする経験は、総合型選抜に対しても最高の対策になりそうです。

トビタテ!の申し込みや条件について

現高校生は23年2月28日まで応募可能。

新高校1年生、新大学1年生は4月からの応募となります。

※後者は期間が短いため要注意

また、トビタテ生はプログラムに参加して終わりではありません。

具体的には、以下の活動を通して、留学経験を社会に還元するという活動もセットになります。

・コミュニティを広げて協働プロジェクトに参加

・外部団体との連携

ここでは詳細は省きますが、説明動画リンクはこちら(所用時間8分)

 

ここまではトビタテ!の概要をご説明してまいりましたが、

ここからは、実際にプログラムを利用して海外へ出た高校生ゲストのトークセッションについてご紹介します。

トビタテ!インタビュー

当日登壇して頂いたゲストはトビタテ高校生コース7期生の藤本風(ふう)さん。

トビタテ奨学生としてエストニアに1年間留学をした体験談をシェアして頂きました。

[応募のきっかけ]

都立高校生向けのプログラムでオーストラリアに1年留学をした際、、、つづきは GrowVaL会員向けサイト にて公開しております。 こちらへ。