~国境を越えて平和を考える~
地球市民としてできること…たくさん出てきた!
~国境を越えて平和を考える~
2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻のニュースに私は大きな衝撃を受けた。
ジプロスが運営している通信制高校、探究アカデミー東京校は「グローバル教育」を特徴の一つに掲げている。そこで、「日本以外の国の方々はどのように受け止めているのだろうか?実際に集まって話して平和について考えてみよう」と今回のトークイベントを緊急開催した。
~英語で行われたイベント~
今回のゲストスピーカーは、ネパール出身のBhushanさん、フィリピン出身のEmereyさん、ブータン出身のTenzinudenさん、の3名。在校生の進路として海外大学への進学も視野に入れたカリキュラムの探究アカデミー東京校。ということでイベントは英語で進めていくことに!
モデレーター稲澤ひかりさんが和訳補足しながら進行することで中高生の参加者も積極的に参加できた。
~オープニング~
ひかりさんから参加者に相手の話をよく聞くこと、尊重すること、違う考えを受け入れること、という3つのお願いがあった。
そう、このイベントは軍事評論家の集まりではないし、戦況分析が目的でもでもない。平和について考えようという趣旨なのだ。
いよいよ、本題に入る。
まずはBBCのブチャでの虐殺や略奪の報道を皆で見る。
次に地球市民の声を聞いていこう。
~Bhushan~
ネパール政府は当初、中立な報道だった。が徐々にアメリカ寄りになったと感じる。ほぼ同じタイミングでアメリカから金銭的な援助があり、そのことからアメリカ寄りの報道に変化したのではないかと感じる国民もいるようだ。
~Emerey~
フィリピンも中立な報道だった。ウクライナに侵攻する大国ロシアを見て、フィリピンに中国が攻めてきたらという想像をして怖くなった国民も多かった。その結果、徐々にロシアへの非難が増えていった。
とは言え、ロシアがミンダナオの紛争に援助してくれたり、ワクチンの援助もしてくれている事実もある。
もともとアメリカとの結びつきも強い国。それらを踏まえて、これからの大統領選挙(2022年5月)に大いに注目をしている。
~Tenzinuden~
ブータンでは物価が上昇した。ブータンはインドの影響が大きいのだが、そのインドはウクライナからの輸入が多いのだ。
ブータンは人々の幸福が何よりも優先される国である。戦争は暴力であり、解決策ではないという声が多く挙がっている。全ての人が尊重されるべきだと感じる。
~平和とは何なのか?ブレストだ!~
ゲストスピーカー3名の声を聞いた上で、平和とは何なのかを参加者全員で考えてみた。そして参加者全員がJAMボードに書きまくった。それらをひかりさんが一つずつ読み上げていく。
~私たちは何ができるのか?~
最後に、地球市民として私たちは何ができるだろうか。参加者全員でブレインストーミングしてみた。
平和について考えること。平和について話し合うこと。平和を願うこと。世界で起きていることを知ろうとすること。声を挙げること。あきらめないこと。戦争反対と言い続けること。
このような会を催して、更に皆さんが参加してくれたこと、も平和のためできることの一つと言えるかもしれない。
~次回の探究アカデミアは5/6~
熱気を帯びたまま終了した今回の探究アカデミア!
次回はGW明けの5/6。親子で参加すると面白そうな内容となっております。
乞うご期待!!!
イベントのお申し込みは コチラ から。