GLIが皇居エリアでのフィールドトリップを開催!参加した子どもたちが外国人観光客に積極的なインタビューを実施しました。
コンサルティング型英会話スクールGLI(本社所在地:東京都港区)が皇居東外苑で習った英会話を実践的に使うフィールドトリップを実施しました。
国内外のボーディングスクール進学に向けたコンサルティング型英会話スクール「Global Learner’s Institute」(以下GLI)は定期的に開催している英会話を実践的に使うフィールドトリップを先日開催しました。今回のツアーの目的地は東京の皇居東外苑でした。参加したのは、受講生を含む総勢19名の参加者でした。
以前にも皇居エリアでフィールドトリップを行ったことがありましたが、今回は、非常に外国人観光客の数が増えている模様でした。よってインタビュー対象を探すことには苦労しませんでした。子どもから初対面の観光客の方にアプローチして発する一言は、とても勇気がいることです。そこで、グループのリーダー的な高学年の子が頑張って最初の「Excuse me!」を言ってくれました。その後は、参加者はみな、どんどん楽しくなっていき、競い合うように次々と話しかけていました。10人以上の外国人の方に声をかけたと声高に教えてくれた子もいました。
今回のフィールドトリップはインタビューをしたら終わりではありません。参加者は校舎に戻り、振り返りと発表会を行いました。
今回は保護者の方々にプレゼンテーションをご覧いただきました。ここでもグループのリーダーとして高学年のお兄さん、お姉さんたちが大活躍しました。インタビューで聞いたことをメモや動画を頼りに思い出して、その内容を英語でまとめていきました。低学年の子供たちは、お兄さんやお姉さんの手本を参考にして、一生懸命にスピーチ原稿を仕上げました。インタビューもプレゼンテーションも初めてというお子さんもいましたが、準備と練習をし、大勢の前に立って全員が立派に発表することができました。
英語を実際に使った経験と、保護者の前で発表できた経験は確実に子どもたちを成長させました。
GLIのフィールドトリップとは?
GLIのフィールドトリップでは、教室で習った英語や知識を使って、実際に外国人の方に自分の考えを伝えることにチャレンジします。世界中から訪れた外国人の方と話すことで、自分の知らなかった世界に触れることができ、英語で心を通じ合わせることができるイベントです。1日だけのツアーでも、その経験を通じて成長する子が多数います。
フィールドトリップの目的と意義
現在、市民レベルの観光や交流がますます増加する中、文化、宗教、生活に対する理解がますます重要になっています。子どもたちは将来、海外でビジネスを展開したり、海外の方々と協力してプロジェクト活動を行ったりすることが予想されます。その際、相互理解は将来的に必須の知識と言っても過言ではありません。しかしながら、日本国内の伝統行事さえ体験できる場所が限られている昨今、海外の文化や行事をインターネットで調査することはできても、実際に体感する機会は限りなく少ないと言えるでしょう。そこでGLIでは、5歳から16歳までの子どもたちを対象に、英語を使った探究型のフィールドトリップイベントを定期的に開催しています。
フィールドトリップで得られる効果
1)コミュニケーション能力の向上
日常の家族生活や学校から離れ、英語のみを使用したコミュニケーションの環境では、お子様が自分を表現しようと努力する姿が見受けられます。また、うまく会話できないお子様でも、豊富なアクティビティを通じて自分の思いを他者に伝えることが可能です。英語力だけでなく、他の要素も取り入れることで、総合的なコミュニケーション能力の向上を図っています。
2)様々なアクティビティを通して定着する4技能英語力
アクティビティを通した学習は、机に向かって学ぶ学習と比較すると、短時間に言語を身につけることができることが科学的に立証されています。これらは子どもの緊張を和らげ、子どもたちは楽しい雰囲気の中で無意識のうちに集中し、いつの間にかその言語を覚えることができます。
3)ダイバーシティスキルの向上
近年、国際的な問題が頻発し、平和的な解決が不可欠とされています。文化、宗教、生活の理解が不足していることが原因で発生する問題も多いと指摘されています。GLIにおいては、さまざまな国籍の方が交流しているため、相互理解が重要であると日々感じています。これは、20年後に子どもたちが社会に出る際に誰しもが関わる課題となるでしょう。しかし、子どもたちが文化や宗教を学ぶだけでは相互理解まで届きにくい課題も存在します。そのため、イベントを通じて各国の文化に触れ、体験することで、お子様のダイバーシティスキルの向上を促進しています。
4)非日常効果から得る自己肯定感
非日常体験が子どもの自己肯定感を高めるということが言われています。子どもはこれから知識を得ていく状態なので、非日常体験の中でひとつひとつの刺激がダイナミックに心に刻まれます。また、子どもたちにとって、楽しいという感情やわくわくする好奇心は、記憶力だけでなく深い情報処理能力に有効であるといえます。好奇心が高いと、将来的に集中力や情報処理能力などの知識獲得につながり、結果的に学力向上に寄与するとも考えられています。
【参加者の声】
・学校とは異なり、年齢差があるチームで組むのは、英語だけでなく社会勉強にもなるなと思いました。
・想像よりもたくさんの方にインタビューしていて、頑張りが伝わりました。
・帰宅後、自らチームをリードしながらチームビルディングできたと自信満々で話していた。
・何度もこの体験を繰り返し、もっと英語が話せるようになりたいと思ってもらいたい。
初めてフィールドトリップに行く前は子どもたちや保護者様から後ろ向きな発言を聞くことも少なくありません。しかし、実際に英語を使ってコミュニケーションをしてみると、「自信がないからやりたくない」から「楽しかった!」「自分の英語が通じた!」と皆さん素敵な表情へと変化していきます。シャイだと思っていたお子様から「今日は〇〇人の観光客に話しかけたよ!」と報告を聞いて驚く保護者様もいらっしゃいました。
次回のフィールドトリップの日程
次回は6月16日(日)を予定しています。詳細は後日リリースされる予定です。
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